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マニュアル動画を多言語化する重要性

日本のさまざまな場所で外国人の方が働いている姿を見る機会が年々増えてきています。

現在外国籍の方がどのくらい日本で就労しているかご存じですか?

厚生労働省データによると令和4年10月末時点での在留資格を持つ外国人労働者の数は182万人を超え、過去最高を更新しています。2010年は約65万人だったのに対し、その数は年々増加傾向にあり、今後も増加することが予想されます。

外国人が日本で働く際に、言葉の壁がネックになることが多いです。日本語で作成されているマニュアルを理解できるようになるまでの日本語を習得するにはかなりの時間を要することが予想されるため、多言語によるマニュアルがあることで業務を理解することにかなり役立ちます。

今回はなぜマニュアル動画の多言語化をしたほうがいいのか、そのメリットについてお話ししたいと思います。

マニュアルの多言語化を考えている企業の方や、これからマニュアル作りに着手する企業の方にも、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。


 

<目次>



 

マニュアル動画を多言語化する重要性


現在日本企業の海外進出やグローバル化が進んでいく中で、日本で働く外国籍の方も増え、その出身地も世界中に広がってきました。そのため日本国内であってもさまざまな国の方と仕事をする機会が増えており、日本語のマニュアルだけでは対応できないことも多くなってきています。

就労している外国人の出身地や、海外展開していきたい地域によっては、多言語をカバーできるマニュアルが必要となります。

 

多言語マニュアルを作る3つのメリット


ここからはマニュアル動画を多言語化することで得られるメリットについてご紹介します。


<1.外国籍の方が仕事を早く覚えることができる>

海外の人にとって、日本語は障壁となることが多いです。

彼らが正しく仕事を進めていく上で、分かりやすい言語で作成されたマニュアルがあるかどうかは重要なポイントです。

外国人を育成するための多言語対応教育マニュアルがあることによって日本語での育成を行うより、仕事をより早く確実に覚えてもらうことができ、即戦力になることが期待できます。また、外国籍の方を雇うハードルも低くなると言えます。




<2.人手不足を解消できる>

お店によっては、人手不足に悩まされているところも少なくありません。そこで、人手不足を解消する方法として、国籍にかかわらず海外出身の人材を雇うことに積極的な会社も増えてきています。

特に、訪日客の来店が多いお店にとっては、言語の壁がなく、コミュニケーションをとりやすい外国の方を雇う必要がでてくることもあると思います。

ただ、日本語がわからない海外出身者の場合、仕事の内容や作業手順を一から教えていくのは大変です。多言語で作られた教育マニュアルを用意しておくことで、効率的に操作方法や仕事内容を伝えられます。




<3.作業効率化につながる>

基本的なことから口頭などで説明すると、教育担当者の負担も大きくなります。通常の業務と並行しながら教育する場合、常に手取り足取り教えることは難しいと思います。教育担当者の通常業務が滞ってしまうことや、教育時間を充分に確保できないこともあると思います。一緒に働いている人たちの様子を見て真似することもできますが、仕事のスピード感に欠けてしまいます。

OJTを設けて、一から教育する機会がある職場なら、外国人の従業員には多言語の教育マニュアルがあると理解が進み、働く際に作業効率が上がるはずです。

また、一から教育する機会を設けるのが難しい職場でも、多言語マニュアルを作っておき、わからないことは聞いてもらうようにしておくことで、仕事の内容を正しく伝えることができ、早く仕事を覚えてもらうことにつながります。


 

多言語化が難しい場合は?


多言語でのマニュアル作成が難しい場合はまずは英語のマニュアルを作成することから始めてみるのはいかかでしょうか?

現在、世界の人口は80億人を突破し、その中で英語人口は約15億人と言われています。ということは英語を使うことができれば世界中の約5人に1人と意思疎通が図れることになります。

英語のマニュアル動画を用意するだけで多くの国の方の育成が進められるようになるでしょう。


 

まとめ


マニュアルを多言語化することで、より多くの外国人に理解してもらうことができるというお話をさせていただきましたが、マニュアルを作成する際は紙媒体によるマニュアルよりも動画マニュアルを作成することによって言語の壁をなくすこと、+αで業務が視覚的に理解できるという利点が挙げられます。


 

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